「アンの友達 赤毛のアン・シリーズ4」(モンゴメリ、村岡花子訳、新潮文庫、2008年)
ひとは、いちど離れてしまったものと、どのようにつきあっていくのでしょうか。
たとえば、故郷と。たとえば、教会と。恋人と。家族と。
アンのシリーズ。第四巻。アンはほとんど出て来ませんが、アンと同じく、アヴォンリーを故郷とする人びとの各種再会物語集。
そういえば、アン・シリーズ全11巻は、壮大な恋愛小説、いや、恋愛文学なのかも知れない。
第五巻からは、本編にもどり、アンはいよいよギルバートと・・・。
本書は、ある意味、その序曲だったのかも知れないですね。