2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
役所でも働けない、牧師にもなれない。だから、ソローは「町よりずっと懐の広い森と向き合うことにした」。ぼくは四半世紀以上、牧師として町に生きてきた。そろそろ、森に向かうときかも知れない。この本にはかなり誘惑される。 「神をわがものと思っている…
「ライオンが魔女たちに殺される場面には、涙が出る」。好きだった同級生に教えられて、英語のペーパーバックで、辞書も引かずに、ひたすら筋だけを追いかけ、頁をめくり続けた。その三十余年後、シリーズの新訳登場を機に読み返し始め、この度、全巻読了。 …
チュサンマは樺太アイヌ女性。ピウスツキはリトワニア生まれの男性。19世紀末、ロシアにより南サハリンに派遣され、チュサンマと出会い、20世紀頭に結婚。ここから、この長詩は始まります。 トミは1940年クナシリ生まれのアイヌ女性。やがて、著者と出会う。…