2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
重松清の小説は、どこか、あたたかい。救いがある。しかし、空想小説ではない。現実の厳しさを作家はかなり知っている。それをリアルに描いている。けれども、それだけではない。やさしさがある。 離婚、親の離婚、単身赴任、親の介護、スポーツの挫折、家族…
悲しみとはなんだろうか。慈悲という言葉があるように、悲しみには慈しみという意味がある。悲母とは、愛に満ちた母のことだ。悲しみと慈しみというふたつの意味があるのではない。人への慈しみがなければ、その人とのかかわりの中で悲しみは生じない。その…
この本を読んでわかったこと。1)若者が「保守」化して「維新」や「自民」を支持するなどと思ってきたが、若者にとっては、自分たちを経済的困窮に陥れる社会を変えてくれるような政策を示す両党などが革新であり、それを示せない野党は保守と見なされてい…