2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

[「一つの部分が苦しめば」(一コリントを読む)(36)「聖霊の宮」  

6:19-20 6:19あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。 わたしたちは自分のからだを自分自身のものであり、「すべてのことが許されている」(…

44「休養も『がんばる』一部だ」

「復興の道なかばで 阪神淡路大震災一年の記録」 中井久夫 「日本の機械には『使う快感がない』」(p.173)と中井さんは述べます。本書は、1996年の出版物に収められた一連の文章に、2011年に書き下ろした一文を添えたものですが、そのあとがきで、福…

(35) 「私たちをもよみがえらせて」 

6:14-18 6:14神は主をよみがえらせましたが、その御力によって私たちをもよみがえらせてくださいます。 この節の直前の13節には「からだは不品行のためにあるのではなく」とあり、直後の15節には「あなたがたのからだはキリストの体の一部である」とあります…

「旧約聖書と新約聖書―――「聖書」とはなにか」(上村静さん)の読書会を開きます。

毎月 第二月曜日の午後2時から4時まで、日本基督教団蒲田教会にて。参加無料。初回は、2月13日 午後2時。23頁までを読んできてください。初回ですから、自己紹介や読書会の進め方、この本の全体的なことなどを話しあいましょう。参加ご予定の方はibuho@…

43「相対にして肯定されてある人間存在」

「旧約聖書と新約聖書―――「聖書」とはなにか」(上村静) 大きなスパンで物事を考えるとはこういうことか、と教えられました。創世記から黙示録までが、たんなる緒論的羅列ではなく、一つの視点から、論理的かつ文献的な裏付けをもって、批判的に(非難では…

(34)「すべてが益になるわけでは」

6:12-13 6:12すべてのことが私には許されたことです。しかし、すべてが益になるわけではありません。私にはすべてのことが許されています。しかし、私はどんなことにも支配されはしません。 パウロは11節で「主イエス・キリストの御名と私たちの神の御霊によ…