「音楽家の名言3 壁を乗り越えるためのメッセージ」(檜山乃武、2011年、ヤマハミュージックメディア)
ピアノと歌を教えていただいている先生から、おさらい会の記念品としていただきました。
作曲家、演奏家などの言葉、似顔絵と、解説が載っています。
たとえば、「人生って、思いのほか狭い間口を、ただただ掘り下げていくだけの時期もあるものだ」とは、指揮者、作曲家のヤマカズこと山田一雄さん。なるほど、幅が広がらないなあというときは、掘り下げているんだ、と思えばいいんだな。
「幸いなるかな悲しむもの、その人はなぐさめられん」ブラームス。・・・・・。いや、きっと、ブラームスは新約聖書のマタイの言葉を引用しただけでしょう(^^;;; つまり、この本ではマゴビキですな(^^)
「落ち着け。人を恨んで自分をダメにするな」カラヤン。はい、これからは、落ち着きます。これまで、ずいぶんと人を恨んで、自堕落してきましたが。これは、イエスが湖上で嵐に向かって叫んだ言葉とは直接の関係はないようです。
「ある曲を完全に知るのは、可能性のある間違いをすべて犯したあとだ」メニューイン。すると、ぼくのナニが完全になるまで、もうひといきだな。
「いつも恐れを抱いてることも大事なことなのだ」パヴァロッティ。そうか、二十年経っても、登壇する前は、腹が痛くなるのも大事なことなんだな。