51   「大いなる安息の日を待ち望め」

つねに神の安息に生きよ
そのために安息の日を覚えよ


六日働いたならば
七日目は安息にささげよ
神があなたにその日を与える
あなたはその日を神にささげ返せ


その日、あなたは
静かに祈れ
口を閉じよ
思いを止めよ
ただ安息に耳を傾けよ
ただ安息に全身を委ねよ
神の安息にあなたを任せよ


あなただけではない
奴隷のようにこき使われている人びとをも
あなたの町にともに住む外国人をも
神の安息に浸らせるのだ


あなたたちは奴隷だったが
神は力ある御手で
あなたたちを解き放ち
安息の地へと導き入れた
そのことを忘れてはならない


やがて大いなる安息の日が訪れる
その日にはもはや
暴力はない
暴言もない
暴挙もない
ただ神のシャロームしかない


あなたは安息日を守り
大いなる安息の日を
待ち望め