2021-10-08から1日間の記事一覧
精魂尽き果てたときは、若松英輔さんの本を読みたくなります。それも、ひとりの人の一冊の評伝よりも、小文集、エッセイ集が良いと思います。心がつぶれそうなとき、若松さんの新刊が出ると、闇夜でマッチ箱を拾ったような気持ちになります。 「喉に渇きを感…
誤読ノート598 「キリスト教を日本化するのではなく、宇宙化し、しもべとする」 「日本人にとってキリスト教とは何か: 遠藤周作『深い河』から考える」(若松英輔、2021年、NHK出版) 「日本人にとってキリスト教とは何か」を考えるとは、どういうことでしょ…