2024-09-05から1日間の記事一覧

811 「神はどんな人とも共に苦しむ」・・・ 「無教会の変革: 贖罪信仰から信仰義認へ、信仰義認から義認信仰へ」(荒井克浩、教文館、2024年)

著者は、内村鑑三、高橋三郎らを批判(批難ではない)し、また、青野太潮、大貫隆を援用しつつ、「すべての人は無条件で(信仰なしでも)救われる、救われるとは、神自身が十字架の上で苦しみつつ、苦しむ者とともにおられることである」ということを述べて…

810 「ぼくたちの何が不自然なのか」・・・「自然の哲学――おカネに支配された心を解放する」(高野雅夫、ヘウレーカ、2021年)

「じねん」と読みます。 著者は環境学の大学教授。再生可能エネルギー、里山再生を研究しておられるそうです。 ぼくは、例によって、地球の生態系危機にあって、市民として学びたいということで、この本も手に取ってみました。「自然(じねん)」とは「自(…