【今週の聖書の言葉】 「ともに祈り続ける」2026年9月27日
「アッバ、父よ、あなたは何でもおできになります。この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように」(マルコ14:36)
わたしが初めて祈ったのは小学生のころです。夜、怖い夢を見ませんようにと、布団の中で手を合わせました。六年生になると、戦争が起こりませんようにとも祈りました。やがて自分のことはあまり祈らなくなりましたが、教会の方がわたしのために祈ってくださった時、心を打たれました。それ以来、病気や困難の中にある人、戦争や災害に苦しむ人のためにも祈っています。
祈りには願いのほか、賛美や感謝、時には神さまへの嘆きや抗議もあります。祈ったことがその通りになるかどうかはわかりません。それでも、祈りによって神さまと結ばれ、希望を抱き続けることができます。
十字架の前夜ゲツセマネでイエスさまは「父よ」と神さまに親しく呼びかけ「この杯をわたしから取りのけてください」と祈りました。ですから、わたしたちも苦しい時には、助けてください、病を癒してくださいと祈ってよいのです。
イエスさまは続けて、「わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように」と祈られました。苦しみから逃れる道を探し、人にも助けを求めながら、どうしても自分では変えられないことは神さまにお委ねします。願いと委ねる祈りのどちらかが言葉にならなくても構いません。願い通りにならない時にも、神さまはともにいてくださいます。インマヌエルこそ、わたしたちの深い希望です。地上の生涯を終えた後も、神さまがともにいてくださると信じます。
イエスさまが必死に祈られた時、弟子たちはともに祈っていませんでした。今も戦争や災害の中で、助けを求めて祈る人たちがいます。その人たちの祈りを忘れず、その人たちと、そして、イエスさまとともに祈り続けましょう。