47   「このような憲法を持ち、忠実に行う民はどこにいるのか」

見よ、わたしが日本国憲法を与えたのは、
日本のすみずみで、そして、世界で、
人のあいだで、地域のあいだで、
正義と平和と平等と基本的人権の保障と
主権在民と武力放棄、戦争放棄
行われるためである


あなたたちはこれを忠実に守りなさい
そうすれば、もろもろの民に
この憲法の知恵と良識が示され
「ここには知恵と賢明がある」
と言うであろう


このような憲法を持ち
忠実に行う民はどこにいるのか


目で見たことを忘れず
耳で聞いたことを忘れず
生涯心から離すことなく、
次世代、次々世代にも語り伝えなさい


見よ、山が火を発し
炎は空に届き、
煙が濃くたちこめている


主は火の中から
日本国憲法
あなたたちに語りかける


それは石の板に深く刻み込まれる
風雨がそれをすり減らせば
もう一度刻み込まれる