「眠っていた数学脳がよみがえる ふたたびの微分・積分」(永野裕之、すばる舎、2016年)
早さ×時間=距離。物体は落下しながら速度を増していく(空気抵抗は無視してね)。こうしたことは、公式化されても、頭の中でイメージしやすいですね。
微分・積分でも、接線の傾きとか、曲線と縦横の直線に囲まれた部分の面積とかなら、やはり、図にできます。
サイン・コサインも三角形のうちなら簡単でしたが、これが円になったり、波になったりすると、もうお手上げでした。
でも、38年前にこの本に出会っていたら、ひょっとして、理学部にでも進んで、羽のない扇風機でも作ったかも知れません。