185 「一日に一つの聖書の言葉、ルターの解説は詩のように美しい」

 「慰めと励ましの言葉 マルティン・ルターにより一日一章」(徳善義和監修、湯川郁子訳、1998年)

366の聖書の言葉。

毎日、ひとつずつ。

そして、ルターの解説。

解説と言っても、簡潔で、やさしく、読みやすい。

一日一頁。

けれども、うつくしく、力強い。

詩のようだ。

いや、詩だ。

それを十分に伝える訳文。

すぐれた神学は、つねに、詩だ。

人間の努力によるのではない、
徹底的にキリスト中心、
神の恵み中心の、
神さまの救い。

徳善先生の独文講読の授業を、訳者とふたりで受けた、ぜいたくな昔を思い出します。

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