職場の先輩から「論理学の基礎」という本をいただいた。数学は小中高と不得意ではなかったし、いまでも子どもに「数?」「数A」を教えているので、これもスラスラ読めるだとうと思っていたら、なかなか手ごわかった。論理学の記号も慣れれば、+、−、×、÷のように使えるだろう、というのは甘かった。
そこで、「基礎」よりももっとやさしいと思わせる「入門!」と付された本著を入手。この本には、論理学の記号は出てこない。
そのかわりに、「ではない」「そして」「または」「ならば」「すべて」「存在する」を駆使して、論理を述べるのだ。
だったら、簡単かと思ったが、一度につき5頁以上は読めなかった。著者は読者の興味をひく例をあげたり、おどけてみたり、サービス満点なのだけど。
ただし、難しいのは「論理学」なのか「論理」なのかは、まだわからない。自分では、ある程度、論理的に考えるつもりでいたのだが、はたしてそうだったのか。