2024-01-06から1日間の記事一覧

誤読768 「バルトの修辞と倫理と無償の神」・・・ 「カール・バルト《教会教義学》の世界」(寺園喜基、2023年、新教出版社)

一番目。バルトは神学概念の定義に長けている。定義はむろん言葉でなされるが、その言葉には一定のリズムがある。あるいは、異なる二つのことの重ね合わせ、並列などの表現が用いられる。 たとえば・・・ 「聖書神学は教会の宣教の基礎づけを、実践神学はそ…