2023-12-13から1日間の記事一覧

764 「小説風を目指した神学談義」・・・「パウロの弁護人」(タイセン著、大貫隆訳、2018年、教文館)

著者は小説の形で、パウロやイエスについての考えを伝えようとしていますが、ストーリー性に富んでいるわけではありません。 紀元60年過ぎ、ローマ在住のエラスムスというローマ人(?)はパウロの弁護人になるように持ち掛けられます。彼にはハンナと言うユ…