2022-01-19から1日間の記事一覧

623  「遠藤生涯の仕事は『キリスト教自らの棄教』、本書はその出発地」・・・ 「白い人・黄色い人」(遠藤周作、新潮文庫、1960年)

昨年、「深い河」「女の一生 一部」「女の一生 二部」と読み、感銘を受け、遠藤周作を読み返さなければならないと思い、本作を読んでみました。 しかし、去年読んだ三冊や、ずっと以前に読んだ「沈黙」や「侍」と、本作とでは、読後感がだいぶ違いました。一…