2021-12-29から1日間の記事一覧

615   「不正なのか、それとも、構想力なのか」・・・「パウル・ティリヒ 「多く赦された者」の神学」(深井智明、岩波書店、2016年)

深井さんは本書では「脱出」と「受容」という視点からティリヒを描いたと言います。ドイツ、父親、ルター派教会、キリスト教会からの脱出、そして、アメリカ、学会、読者による受容、また、性や政治面での逸脱、既存の信仰からの逸脱、神による受容が重なり…