2020-05-14から1日間の記事一覧

513 「死者からの最良の贈り物」・・・「詩集 愛について」 (若松英輔著、2020年、亜紀書房)

七、八年前でしょうか。初めて読んだ若松さんの本に、「死者」という言葉がありました。ぼくは、それは、「他者」のことだと思いました。「他人」ではありません。深い愛を感じつつも、自分の中に取り込んで自分の良いように決めつけてしまわず、むしろ、自…