2019-03-11から1日間の記事一覧

462 「重松版『放蕩息子のたとえ』」・・・「木曜日の子ども」(重松清、角川書店、2019年)

誤読ノート462 「重松版『放蕩息子のたとえ』」 「木曜日の子ども」(重松清、角川書店、2019年) 結婚相手には14歳の少年がいた。手探りで父親になろうとする「私」。丸い笑顔をし、言葉もやわらかな少年。けれども、父は「息子」を「くん」づけなしでは呼…