2018-06-14から1日間の記事一覧

431「詩は宗教以上に神を語る」    「島の四季 志樹逸馬詩集」(志樹逸馬、編集工房ノア、1984年)

神は目に見えない。だから、宗教用語だけに任せてはならない。 だから、詩人は詩を詠む。 「ものの芽の均しく/天を指さす季節が来た」(「春」) 植物は天への憧れだ。 「洗濯は/みどりの風に微笑う/清潔なこころが/天にむかって/両手を高くのばす」(「洗…