2016-03-10から1日間の記事一覧

317  「人間と生者には見えず、動物と死者には見えるもの」

「ドゥイノの悲歌」(リルケ作、手塚富雄訳、岩波文庫、2010年改版) 震災以降、若松英輔さんという批評家の本に深く魅かれ、何冊も読んできました。それらの中には、これまた深みを予感させる本や著者が引かれ、リルケや「ドゥイノの悲歌」の名もそこで見つ…