2016-01-26から1日間の記事一覧

300  「宇宙のシンパシィ、シンフォニー」

「村上昭夫詩集」(村上昭夫、思潮社、1999年)この詩集は「動物哀歌」と名付けられていますが、村上さんは動物の悲劇を哀しんでいるというよりは、動物の姿の背後に、あるいは、奥底に、永遠、世界の源泉、魂の故郷を見ているのです。これをやや丁寧に表現…