2016-01-14から1日間の記事一覧

299  「ときに難しく思っても、詩を読み続ける希望を与えられました」

「詩のなぐさめ」(池澤夏樹、岩波書店、2015年) 詩は青年のものだろうか。数十年遅れ、五十代半ばにして、ようやくリルケやランボウを寝しなに読み始めたぼくは、詩には難しいものがあると痛感し、それはやめて、わかりやすいものだけにしようかと迷ってい…