2013-07-21から1日間の記事一覧

116  「著者が言う、生きることを好きになるとは、楽に生きることではなかろう」

「きみの町で」(重松清、2013年、朝日出版社) ミロコマチコさんの絵とのコラボ。 子どもの読者を考えて書かれているが、いや、それゆえに、おとなをも「考える人」にしてしまう。 電車の中、教室、登下校道は、哲学に満ちている。 重松清の筆にかかれば、…