2016-02-11から1日間の記事一覧

306  「死者に訊くことができたもっとも大事なこと」

「死者と生者の市」(李恢成、文藝春秋、1996年)小説の中心舞台が1995年、出版が1996年。そのころ、ぼくは、在日韓国人の人権問題や韓国の民主化闘争に関わる集会によく出かけていたので、この本に出てくるそうしたことがらを少しは聞きかじっていた。同じ…